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全身浴? 半身浴?

全身浴? 半身浴?

先日、ある方から「なぜ全身浴ではなく半身浴が良いのですか?」というご質問を受けましたので、それについてお答えしたいと思います。

まず、全身浴と半身浴の違いを確認しておきましょう。
■全身浴と半身浴の違い
《全身浴》は、肩までつかる通常の入浴方法です。
《半身浴》は、みぞおちから下だけをお湯につける入浴方法です。

次に、メリット、デメリットを整理してみます。

■全身浴と半身浴のメリット、デメリット
<メリット>
《全身浴》
浮力が働いて全身の筋肉が緩められる。
《半身浴》
心臓への負担がない。のぼせる心配がない。

<デメリット>
《全身浴》
心臓に負担がかかるため長時間の入浴には適さない。
のぼせてしまうことがある。
《半身浴》
上半身が冷えることに注意が必要。

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日本人はお風呂好きで有名ですね。私も大好きです。
一日の汚れをさっぱり落とし、疲れをいやし、ゆっくりと湯舟につかってリラックスする時間は最高ですね!

でも、肩までつかる全身浴の場合、風呂上がりに「なんとなく疲れているな~」と感じることはありませんか?
長湯をした後に感じることがありますよね?
なぜでしょう?
それは、水圧のせいなんです。
一般的な浴槽内で体全体が受ける水圧は、実に1トン。
入浴中に体が軽く引き締まった感じがするのはこのためで、実際、腹部は3~5センチも細くなっているそうです。
この結果、肺や心臓の負担が増え、疲労感を生むというわけです。

そこで、ここ2、3年の間に心臓や肺に水圧がかからない半身浴が注目を浴びるようになってきたわけです。
半身浴は、1トン近い水圧から上半身を解放し、その上、むくみがちな足を重点的にほぐすことにより、血行を良くし疲れを取り、さらに冷え性の防止にもなるというのです。

でも、質問者さんがおっしゃるように、
「半身浴では体が暖まらないのでは??」という声もありますよね!

実際はどうなのでしょう。

私も両者の違いを試してみました。
その結果、半身浴は全身浴に比べ、お風呂上がりが冷めにくいのです。

おそらくこれは、下半身で温められた血液が循環して、全身をゆっくりと内側から暖めていくためだと思います。
そのため、体は芯から温まり、お風呂から上がっても冷めにくくなるのです。

以上のように、全身浴と半身浴。それぞれにメリット、デメリットがあるため、どちらが一方的によいということは言えません。
そこで、次のように使い分けたらよいと思います。

★全身浴がよいケース★
浮力で筋肉の緊張をゆるめたいとき。
短時間でリラックス効果を求めるとき。

★半身浴がよいケース★
30分から40分浴槽につかる時間が確保でき、芯からのリラクゼーションを求めるとき。
お年寄りや高血圧、心臓の弱い方。
冷え性・低血圧などの体質改善をはかりたい方。

※尚、半身浴の際は、上半身が冷えないように、タオルなどを肩にかけるようにしてくださいね。

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無痛整体 らくらく堂

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